「こどものまち」とは?




『こどものまち』が東播磨にもやってきた

「こどものまち」とは?

 こどものまちは、ドイツのミュンヘンで2年に一度、夏休み期間中の3週間に亘って開催され、20年以上の歴史をもつ「ミニ・ミュンヘン」という世界的に注目されているプログラムを参考に企画されました。
 ミニ・ミュンヘンは7歳から15歳までの子どもだけが運営する「小さな都市」です。8月の夏休み期間3週間だけ誕生する仮設都市で、ドイツのミュンヘン市ですでに20年の歴史があります。
 この都市の市民権を得るためには、まず少しだけ仕事と学習が必要です。市民権を得た後は、自由に自分の好きな仕事を見つけて働くと、「ミミュ」というお金がもらえます。このお金で映画を見たり、食事をしたりと、好きなことができます。
 仕事の種類は「大きな都市」と全く同じで、コックさん、タクシー運転手、花屋さん、デパートの店員、デザイナー、アナウンサー、新聞記者、教員、そして公務員や議員さん、市長さんなどたくさんの仕事あります。
この「小さな都市」で子どもは時間を忘れて、「遊び」「働き」「学び」ます。楽しいから毎日来ます。子どもにとっては、遊ぶことと働くことの違いは全くありません。

※参照・引用:ミニ・ミュンヘン研究会
http://mi-mue.com/about/about_mm.html

ミニ・ミュンヘンに触発された遊び都市の試みが、日本各地で始まっています。
それぞれにおいて、地域性や主催者の個性が活かされており、ミニ・ミュンヘンとはまたひと味違った世界が生まれています。
東播磨でも、ついに「こどものまち東播磨」として、開催されることになりました。
東播磨版は、こどもたちによってどのような「まち」に仕上がるのか楽しみですね。

こどものまち東播磨の開催について

■概要

• タイトル:こどものまち東播磨2011
• 対  象:東播磨地域の小学生
• 日  時:平成23年3月5日(土) 10:00~17:00
平成23年3月6日(日) 10:00~15:00
• 場  所:東播磨生活創造センターかこむ
• 目  的: こどもたちの成長にとって一番必要なのは、子どもたちが失いつつある自  
己肯定感を取り戻すための環境作りであると考える。その第一歩が「自分でやる機会」つまり、自分で選択し、自分で責任を持って取り組める環境を作ってあげることである。用意された取り組みではなく、仲間と協力し合いながら子どもたち自身が積極的に取り組み、アイデアを出し合う環境を作ることで、子どもたち自身が自分の意見を大切にし、大切にされるという経験をはぐくむ。また、チャレンジできる環境、失敗が許される環境作り。自分たちで考え、選択したがゆえに、失敗することもある。失敗も含めた経験。ここから得られる達成感。それを糧に自分を知り、自分を好きになるチャンスを得ることでこどもたちの自己肯定感を取り戻すことができるのではないかと考える。
「こどもがつくるまち事業」の中に含まれる意味合いやこどもたちに提供できる内容は非常に多岐にわたる。こどもたちの自主性をはぐくむための事業としての側面、職業体験、町の機能や仕組みの体験や理解、金銭感覚のシミュレーション、遊びの場としての要素、異年齢集団の居場所としての要素などがあげられる。
また、「こどものまち東播磨」においては、東播磨地域全体を対象としており、市町の枠を超えてこどものまちを開催するという試み。

■運営方法

• 受入時間:9:30
• 終了時間:17:00(6日は15:00)
• 参加費:1000円/人 (保険料含む)
• 募集対象:
   こどもスタッフ:4~6年の小学生  1月募集
    一般参加者 :1~6年の小学生  2月募集
• 参加者数300人/日
• 募集方法:チラシ、新聞による一般公募

■運営形態

• 主  催:東播磨こどもがつくるまち研究会・生活創造センター かこむ
• 企画協力:特定非営利活動法人高砂キッズ・スペース
• 後  援:兵庫県東播磨県民局
東播磨地域ビジョン委員会
加古川市(後援申請予定)
加古川市教育委員会(後援申請予定)
高砂市(後援申請予定)
明石市(後援申請予定)
播磨町(後援申請予定)
稲美町(後援申請予定)
• 協  賛:
• 協  力:加古川南高校(予定)
       加古川北高校(予定)